愛犬のブヒブヒが可愛いすぎる!鼻を鳴らしながら匂いを嗅ぐ理由とは?
散歩中や家の中で、愛犬が「ブヒブヒ…スンスン…」と鼻を鳴らしながら匂いを嗅ぐ姿にキュンとしたことはありませんか?
とくに興味を持ったものを見つけたとき、必死になって嗅ぎまわる様子は、まるで小さな探偵のよう。実は、この仕草には犬ならではの理由があるのです。
犬の“ブヒブヒ嗅ぎ”がどんな意味を持つのか、また、注意すべき点について詳しく解説していきます。
📌 この記事のポイント
✅ 犬が鼻をブヒブヒ鳴らすのは匂いを効率よく嗅ぐため
✅ ダックスフンドは特に嗅覚が優れている!
✅ 異常な症状が見られたら動物病院へ
まるでブタさん?鼻ブヒの理由
犬の嗅覚は人間の数千倍ともいわれ、周囲の情報を「匂い」でキャッチする能力を持っています。
そのため、匂いを嗅ぐことは、私たちが新聞を読んだり、SNSをチェックしたりするのと同じくらい重要な行動なのです。
では、なぜ犬は匂いを嗅ぐときに「ブヒブヒ」と鼻を鳴らすのでしょうか?
① より多くの匂いを取り込むため
鼻を鳴らしながら空気を出し入れすることで、匂い分子を効率よく取り込もうとしています。
とくに興味を持った匂いの前では、鼻を高速で動かし、情報収集に夢中になることも。
② 鼻の乾燥が影響することも
湿度が低い日や、室内でエアコンが効いている環境では、鼻の表面が乾燥しやすくなります。
その結果、鼻から出入りする空気の摩擦で「ブヒブヒ」と音が出やすくなることも。
③ 興奮や緊張で鼻が鳴ることもある
嬉しいことや興味津々なものを見つけたときに、テンションが上がりすぎると鼻が鳴ることも。
逆に、不安や警戒心が強いときも、鼻息が荒くなり「ブヒブヒ」音が出やすくなります。
よくある“ブヒブヒ嗅ぎ”シチュエーション
犬が鼻を鳴らしながら匂いを嗅ぐのは、日常のいろんな場面で見られます。
✅ 散歩中に地面や草むらをスンスン…
→ 他の犬の匂いや、通りすがりの人の香りをチェック。
✅ 飼い主の服や靴下をブヒブヒ…
→ 「この匂い、落ち着く…」と安心感を得ている証拠。
✅ ごはんの匂いを嗅いで「これ、おいしいやつ?」と確認
→ 犬は味よりも匂いで食べ物を判断するため、食べる前に念入りにチェック。
✅ 知らない場所に行くと大調査開始!
→ 初めての公園やドッグカフェでは、情報収集のために「ブヒブヒ」モード全開。
もしかして注意が必要?“ブヒブヒ”が異常な場合
通常、犬の“ブヒブヒ嗅ぎ”は自然な行動ですが、以下のような場合は注意が必要です。
🔺 呼吸が荒く、息苦しそうにしている
→ 短頭種(フレンチブルドッグやパグなど)は特に呼吸器系の問題が出やすいので要注意。
🔺 鼻水やくしゃみが止まらない
→ アレルギーや感染症の可能性もあるため、異変を感じたら動物病院へ。
🔺 食べ物や異物が鼻に詰まった可能性
→ 急に鼻をこすりつける動作をしたり、くしゃみが止まらない場合は、何かが詰まっているかもしれません。
🔺 逆くしゃみ(リバーススニーズ)を起こすことも
→ 興奮しすぎたり、鼻の奥に刺激を受けると「ブーブー」と音を立てて息を吸い込む現象。驚くかもしれませんが、一時的なものであれば問題なし。
ダックスフンドは特に嗅覚が鋭い!
ダックスフンドはもともとアナグマ猟のために改良された狩猟犬。そのため、地面に鼻をつけて匂いを嗅ぐのが大得意!
🐾 布団やソファの隙間に鼻を突っ込む
→ 狭い場所の匂いを嗅ぐのが好きなのは、狩猟本能の名残。
🐾 散歩中は常に「探偵モード」
→ 他の犬よりも地面に近い位置で歩くため、匂いをキャッチしやすい。
🐾 おもちゃを隠してもすぐに見つける
→ 嗅覚を使って宝探しをするのが得意!ゲーム感覚で楽しませるのも◎
ダックスフンドの飼い主さんなら、「うちの子、ずっとスンスンしてる…!」と感じたことがあるのでは?
それは、彼らの持つ優れた嗅覚がフル稼働している証拠なんです!
愛犬の“ブヒブヒ”を見守ろう!
犬が鼻を鳴らしながら匂いを嗅ぐのは、とても自然な行動であり、彼らにとって大切な情報収集の手段です。
ただし、呼吸が苦しそうな場合や、くしゃみ・鼻水が続くときは注意が必要。異変があればすぐに獣医さんに相談しましょう。
特にダックスフンドは嗅覚が鋭く、探偵のように匂いを嗅ぐのが大好きな犬種。
ブヒブヒしながら匂いを探る姿を温かく見守りつつ、安全な環境で自由に楽しませてあげましょう!